近年のサイバー攻撃の動向と対策

インターネットが必須になってきている昨今、サイバー攻撃への対策も合わせて必須と言えるでしょう。
特にコロナ禍でリモートワークが増えてからは、自宅で会社のデータを扱う機会が多くなったため、より気をつけなければなりません。
警察庁が公開しているデータでは2021年から検挙数が急速に増加しており、リモートワークの普及やネットショッピングの利用が要因と考えられています。
近年の動向としては、情報を盗み出すマルウェアや不正アクセスが増えてきました。
ここ10年以内では、職員が利用しているパソコンがマルウェアに感染し、サービス加入者の個人情報が流出したこともあります。
また、自分に割り当てられた情報が流出するなど、身近な場所での被害が起きているのです。

不正アクセスによって仮想通貨が外部に送金されたり、実質的な被害も起きています。
特に不正アクセスで情報漏洩した場合には、クレジットカードが悪用される可能性が高く、被害が広がる傾向が強いです。
そのほか、コンピューターのシステムやデータを暗号化で使用不可にし、状態を戻す対価としてお金を要求するランサムウェアなど、サイバー攻撃の種類は増えています。
対策はできても全てが完璧なわけではないうえ、自分の個人情報を保有している企業がサイバー攻撃に遭った場合は、自分ではどうにもできません。
まずは自分が所有しているデジタル機器のセキュリティを強化して、最低限の対策を取っておきましょう。